P沼久保地区

渡船と舟運の跡をたずねるコース

かつて富士川は甲斐国と駿河国を結ぶ重要な流通路であり、その船着場の一つ があった沼久保地区は交易地として栄えていた。富士川を臨む里を歩く。

距離
約5km
所要時間
約2時間

スタート&ゴール

沼久保水辺の楽校(車を停める場合は舗装部分に)

〒418-0036 沼久保289
  1. 子安八幡宮|昔、富士川を流れてきた不思議な石を祀ったところ安産の霊験があらたかであったという。

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    子安八幡宮

  2. 観音堂(閻魔堂)|こにはかつて富士横道観音霊場巡りの第五番札所岳松寺があった。岳松寺は現在市内光町に移転している。堂内には閻魔十王像などの石仏が祀られており、堂近くには観音像や地蔵像が祀られている。また、境内入口左側に不動明王を祀る小堂がある。

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    観音堂(閻魔堂)

  3. 貴船神社|沼久保地区の氏神である。ここは沢が大きく蛇行し、大雨の際には急流となる危険な箇所である。沼久保地区は水が得にくい場所であり、貴船神社をはじめ水神が多く祀られている。また、貴船神社と道を挟んだ西側には「金光山栄立寺」と記された題目塔がある。

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    貴船神社

  4. 身延道の道標|「身延道」とは身延山久遠寺(山梨県身延町)に到る道である。沼久保地区には、東海道を東から来て星山を通り沼久保へ出る道筋と、市中心部から安居山を経て沼久保へ出る道筋の2通りの道筋が通っている。この道標は、2つの道筋が合流する所に建てられている。

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    身延道の道標

  5. 疣神さん|穴の開いた大きな石(溶岩樹型)である。石の穴に溜まった水を疣につけて、家の敷居を跨ぐまで振り返らずに帰ると疣が取れるといわれた。

    P-5渡船と舟運の跡をたずねるコース

    疣神さん

  6. 沼久保駅の句碑|俳人高浜虚子の句碑があり、昭和33年(1958)身延線で富士駅から下部温泉へ向かう途中披露した句が刻まれている。隣には、富士宮市の俳人堤俳一佳の句碑がある。

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    沼久保駅の句碑

  7. 渡船場跡|かつて逢来橋の少し上流の沼久保側の岩場と、対岸の富士市松野の河原との間に渡船が運航していた。昭和34年(1959)、コンクリート製の逢来橋が開通し、渡船は廃止された。渡船は、川の上に張られたワイヤーロープに滑車を掛け、その滑車に舟をつないで急流に流されないように工夫されていた。

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    渡船場跡

  8. 舟運舟場跡|沼久保地区には富士川舟運の船着場である河岸があり、中央線や身延線の開通により富士川舟運が衰退するまでの間、富士宮市の運送・交通の玄関として機能していた。

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    舟運舟場跡

出典

歩く博物館パンフレット

歩く博物館ガイドブック 訂正版

富士宮市のホームページ