C上井出・白糸地区

富士の巻狩コース

源頼朝が行った「富士の巻狩」や、そのとき起こった「曽我兄弟の仇討ち」の舞台であり、数多くの伝説に彩られた土地。国指定名勝及び天然記念物「白糸ノ滝」や特別天然記念物「狩宿の下馬ザクラ」など、見所満載の風光明媚な土地を歩く。

距離
約8km
所要時間
約3時間

スタート&ゴール

狩宿の下馬ザクラ

〒418-0117 狩宿98-1
  1. 狩宿の下馬ザクラ|国指定特別天然記念物のヤマザクラ。富士の巻狩のおり、この周辺に源頼朝の宿所(仮宿)が置かれ、このサクラの所で頼朝が馬から下りたといわれている。また、頼朝が馬をつないだ「駒止めの桜」や、頼朝が宿所の前に刺した桜の杖が根付いたという伝説もある。

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    狩宿の下馬ザクラ

  2. 井出家 高麗門・長屋|市指定文化財。井出家は中世には武士であり、江戸時代には名主役を勤めた家である。高麗門は城郭の門に用いられる様式のもので、長屋は作業部屋や倉庫・厩などからなる江戸時代の上層農家の建物である。

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    井出家 高麗門・長屋

  3. 上井出歴史広場|公園のすぐ西側に馬車鉄道「富士軌道」の軌道敷の土手が残っている。明治時代に開通した富士軌道は、市中心部~上井出間は旅客と貨物を運び、上井出より北部は貨物専用として運行した。

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    上井出歴史広場

  4. 曽我八幡宮|社伝によると、建久8年(1197)源頼朝が曽我兄弟の孝心に感じ兄弟を祀らせたという。江戸時代に歌舞伎や芝居で「曽我物語」が人気となると、曽我八幡宮は曽我兄弟の木像や縁の品を江戸で出開帳した。

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    曽我八幡宮

  5. 曽我兄弟霊地|曽我八幡宮東の高台に曽我兄弟の供養塔がある。この辺りで兄の十郎が討たれたと伝えられる。

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    曽我兄弟霊地

  6. 上井出橋(北山用水埋樋)|芝川を水源とする北山用水は、ここで潤井川の下を通って対岸に渡る。上井出橋の西のたもとに用水が対岸に渡るための入口が見える。

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    上井出橋(北山用水埋樋)

  7. 上井出八幡宮|天神山の麓にある天満宮には富士山を模して 造られた日本一高い土俵があり、秋祭りには 子供たちの奉納相撲が行われる。

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    上井出八幡宮

  8. 芝山浅間神社|昭和17年(1942)上井出地区に陸軍少年戦車兵学校が開校し、人穴地区はその演習地となり、住民は強制移住させられた。人穴地区住人の多くは芝山に移住し、人穴浅間神社も遷された。境内には富士講信者の名前がある石灯籠も移されている。

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    芝山浅間神社

  9. 富士講信者の建てた碑|富士講信者は富士山に登ることで健康や一家繁栄など御利益が得られるとし、吉田口(山梨県)に数多く集まった。中には人穴や白糸の滝を訪れる者もあり、白糸の滝にも信者の建てた石碑がある。

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    富士講信者の建てた碑

  10. 音止の滝|音止の滝には、曽我兄弟が岩陰で討ち入りの相談をしようとしたところ滝の音が止み、相談が終わると再び滝の音が鳴り響くようになったという伝説がある。

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    音止の滝

  11. 曽我兄弟の隠れ岩|曽我兄弟がこの岩陰に身をひそめ、討ち入りの相談をしたといわれている。

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    曽我兄弟の隠れ岩

  12. 工藤祐経の墓|富士の巻狩のおり、この付近に曽我兄弟のかたきである工藤祐経の陣所が置かれ、討ち入った兄弟によって祐経が討たれたといわれている。

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    工藤祐経の墓

出典

歩く博物館パンフレット

歩く博物館ガイドブック 訂正版

富士宮市のホームページ