
本門寺は、日蓮の六人の高弟「六老僧」の一人 日興が開山した。地名を冠して「北山本門寺」や「重須本門寺」とも呼ばれる。本門寺の開山には、重須郷の石川氏や上野郷の南条氏といった有力者の助力、小泉法華宗・上野講衆など地域の日蓮宗信者の支援があったと考えられている。明治43 年(1910)五重塔改修工事中に発生した火災により五重塔をはじめ多くの伽藍が焼失したが、その後本堂などの伽藍が再建された。焼失した五重塔は、その跡に基壇や礎石などが残され、境内には復元模型が展示されている。また、境内には、今も「日尊の腰掛け石」や県指定天然記念物「題目杉」など寺院の歴史を伝えるものが残されている。